今日は一段とジメジメして蒸し暑い。
クーラー以外で何か涼しくなることはないのか?
ホラー映画でも観ようかな?(大好物)
・・・と、思って母に提案してみると「私は怖いのは見たくない」
きっぱりと、却下された。
残念。
しかし、『目に見えない存在があるんだ』と信じざるを得ないような不思議な出来事を、過去に一度だけ経験したことがある。
あれは、二十数年前のまだ離島に住んでいた頃のこと。
夫は会社へ、子どもたちは登校していて、私は一人でお昼ご飯を食べながら、『ごきげんよう』(当時のお昼の番組)を観ていた。
ふと気配がして、何気なく廊下を隔てた和室に目をやると、スーーーッという感じで、短髪の男性が横切った。
『え・・・!?』
「ちょっと!どなたですか?」
と叫びながら、和室へ走る。
部屋中をキョロキョロ見回して、外も探したが・・・誰もいない。
当時の我が家は、田んぼと山に囲まれた、ほぼ《ぽつんと一軒家》で、近所の人とは考えにくい。
確かに男性が通ったのに。
でも・・・そういえば、あの人が通るとき神棚が透けて見えてた・・・
『 幽霊!!?』
私には霊感と言うものは全くなく、それまで見たこともなかったし、信じてもいなかった。
夕方、長男が学校から帰宅したので、その話をしてみると・・・
「あぁ、その人なら夜中に目が覚めたとき、何度か見たよ。僕、お父さんだと思ってた」
『えええぇぇぇーーーーーっ!!!!!』(心の叫び)
かなり驚いたが、不思議と恐怖は感じなかった。
子ども部屋の少し上に墓地があったので、霊の通り道だったのか?
ご先祖様?
未だに謎だ・・・