他愛ない日々の幸せ

日常の出来事を綴ってみる

洗濯で思い出したこと

今朝の母は、お漏らしなしで。

 

洗濯も、そんなに多くなかった。

 

それでも母の洗濯物の方が多いのだが・・・

 

 

何だか、子供たちが小さかった頃を思い出す。

 

あの頃は今とは比べ物にならないほど、洗濯物の量が多かった。

 

子ども3人分の洗濯物と、祖母、両親、私。

 

まだまだ母が元気だったので、家事はほとんど母に任せきりだった。

 

一日に3~4回洗濯機を回すのは当たり前。

 

途中で、父にも洗濯物を干すのを手伝わせていた母。

 

 

そんなある日の出来事。

 

いつものように、洗濯物を干していた父が

 

「これは何か?」

 

と尋ねてきた。

 

見てみると・・・

 

父の手には、私のブラのパッドが!!!(゚Д゚;)

 

更に追い打ちをかけるように

 

 

「こげな物を入れて上げ底せんといかんとか~

 ぐらしか~」(鹿児島の方言で、『かわいそうに』の意味)

 

「大きなお世話ですっ!!」

 

と、素早く父の手からパッドを取り上げて、

 

以後、自分の部屋に干すことにした。(初めからそうしとけ!)

 

それも今となっては、懐かしい思い出・・・(遠い目)

 

 

その節は、大変お世話になりました~(;^ω^)

 

 

あれから、十数年。

 

そんな父は他界し、

 

残された母は・・・

 

子どもに戻っちゃったんだね~

 

たくさん働いたもんね~

 

もう、ゆっくりしていいんだよ。

 

 

それなのに、やっぱり『母親』の部分が残っていて、私がご飯の支度をしていると

 

 

「何か手伝うことはない?」

 

「何か作ろうか?」

 

 

と、声を掛けてくる母。

 

もう、ご飯は作れないし、立ち上がるのも、歩くのもままならないのに・・・

 

切ないなぁ・・・

 

 

私もいつか、そんな風に老いていくんだよな~

 

なんて、センチメンタルになってしまう。

 

 

今日は、そんな日だった。