のんびりと寛いでいた10時過ぎ…
静寂を破って…
ガラガラガラ バンッ!!!
玄関の引き戸を激しく開ける音。
来た…
ヤツだ。
重い腰を上げて玄関に向かうと…
「ねぇ♡ 一緒に私の車を洗車しないっ?」
目をパッチリと見開いて体をクネクネさせる娘の姿が、そこにあった。(今日から早めのお盆休みらしい)
娘 : 「お母さんは車のボディーを拭いて!私は水をかけるから」
私 : 「は?」
娘 : 「あ、じゃあ私が拭くから、お母 さんが水をかける?」
私 : 「そうじゃなくて、なんで私が手伝う前提なの?こんな炎天下に」
娘 : 「え〜〜〜っ、イイじゃん。仲良く洗車すればぁ〜」
全く引き下がる気配がないので、仕方なく手伝うことに…(´Д` )
日焼けしない為に、長袖の黒いパーカーにサングラス、更にタオルを帽子がわりに頭から被り、鼻の下で結ぶという出で立ちで現れると…
「あ!ドロボウさんだ!!」
と、娘に言われた。
ゲラゲラ笑いながら、楽しく洗車出来たが…
暑かったーーーーーーっ!!!
そして、車がピカピカになると、
「ありがと♡ じゃあね〜」
と、風のように去っていった娘。
汗だくでヘロヘロになって家に戻ると、妹の気配に気づいた長男が玄関にいた。
「あれ?〇〇来てなかった?」
私が、今までの経緯を話すと…
「怖いねーーーっ」
と、一言。
うん。
ある意味…怖い。
それにしても、なんて娘に甘いんだ…私!!!